用語解説
手仕舞いとは、株式や為替などの取引において、保有しているポジション(建玉)を反対売買により決済して現金化することを指す相場用語です。信用取引では、買い建てていた場合は売却、売り建てていた場合は買い戻しを行って売買関係を終了させます。
手仕舞いの目的は利益確定(利食い)や損切りのほか、年末年始やゴールデンウィークなどの長期休場中に予期せぬ出来事が発生するイベントリスクを避けるために行われることもあります。そのため、大型連休前には手仕舞い売りが増加し、株価下落の要因となる場合があります。